この記事は mhidakaが建立した Advent Calendar 2024 の7日目です。
近況として、今年はじめた本屋活動をざっとまとめて紹介します。詳しい話に興味があったらどこかの勉強会やらイベントやらで声をかけてください。
1月: 透明書店とシェア型書店
去年あたりから漠然と独立して本屋をやりたい気持ちがムクムクとしていたところ、東京・蔵前にある透明書店で独立系書店について学べそうなイベントがあり、それに参加しました。透明書店は家から割と近くて、freeeがドッグフーディングのために作った本屋ということは知っていたので、その興味もありました。
このイベントの中で、透明書店がシェア型書店をオープンするためのクラウドファンディングを始めることを聞き、ものは試しと棚主権付きのプランで支援しました。結果、5月ごろから透明書店の中に自分の棚があり、本を売るようになりました。
今でも透明書店の棚主は続けていて、ぼちぼちラインナップをアップデートしながらやってますのでもし蔵前に寄る機会があったら透明書店を覗いてみてください。
7月: mhidakaさんに相談する
そんな感じで本屋になりたい熱が高まってきたところで、しかし店を持つといっても何をどう始めたものかまったく想像がつかない状態だったので、誰か相談できる相手はいないかと考えた結果、mhidakaさんを焼肉に誘って人生相談をしました。
いろいろ話を聞いてもらった結果、僕がやりたい本屋の形が本当に実現可能なのかどうか、小さく仮説検証するのがいいんじゃないかということで、エンジニア向けイベント、カンファレンスなどに本屋のブース出店するのをネクストアクションとすることに決まりました。
8月: satoshocoさんに背中を押される
そんな折、ちょうど「技術書とお金 夏の夜」というイベントがあり、出版社の方や業界の人と接点を作るチャンスだということで渡りに船という感じで参加しました。
実際、ここで知り合えた方のおかげで後々本の仕入れができたりとかなり助かったイベントでしたが、極めつけはここで当時GDG TokyoオーガナイザーのShocoさんに本屋ブース出店の話をしたところ、「じゃあうちでやります?」と話が急に進み始めました。
出せるなら11月に開催するDevFest Tokyoで場所を用意するよと言ってもらえたので、ここから急ピッチで仕入れルートの確保やブース出店の準備が始まります。うかつにShocoさんに妄想を話すと現実化されてしまうので気をつけないといけない(ありがとうございます)。
そこから大急ぎでSquareのアカウント開設をしたり、透明書店の店長に仕入れルートについて相談したり、著者の方を通じて出版社の方と交渉したりあれこれやり、これなら出店できるという状態になったのが10月末くらいでした。けっこうバタバタしていました。
11月: DevFest Tokyoで出店
そんな感じで、おかげさまで11/30に自身初の本屋営業ができました。結果についてはすでに書いたのでそちらで。
また、先日は2回目の「技術書とお金」イベントがあり、前回は「本屋やりたがってる人」として挨拶をしていましたが、今回はちょっとアップグレードして「本屋はじめた人」としていろんな方と話ができたので楽しかったです。
また、あずてっくさんに次回の「技術書とお金」で話してくれと白羽の矢も飛んできたので、とてもありがたい話です。
来年も出せるイベントがあればどんどん出店していって、認知度があがれば交渉しやすくなるし、むしろイベント運営者の方から依頼が来るくらいの評判になっていくといいなあと思っています。数百人規模のイベントだけじゃなく、ミートアップ的な小規模なイベントにもインスタントに出したいと思ってますので、もし興味あればDMなどください。
初めての試みでいろんな人に助けられた本屋活動の滑り出しでした。ひとりひとりの名前はここでは挙げられませんが、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします!
アドベントカレンダー、明日はNkznさんです。