Marginalia

YAPC::Kyoto 2023 に参加した

YAPC::Kyoto 2023に一般参加者として参加した。YAPC自体が初めてだったが楽しいイベントだった。

聞いたセッションやイベントを通じて考えたことをつらつらと書き残しておく。

ぶつかり稽古

ペアプログラミング×エンターテインメントという可能性にけっこう感動した。なんらかの形でこの様式はパクらせてもらおう広めたいと思った。

地方のエンジニアが作る日本のITコミュニティの未来

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Dan Kogaiさんの実物をはじめて見たので、実在するんだなと思うなどした。(内容もおもしろかった)

弁当がうまい

京都の仕出し弁当は普通こんなにおいしいんですか?

qron: Cloud Native Cron Alternativeの今

同僚のaerealさんを応援しにいこうというモチベーションも何割かあったので聞いてたが、Classiで動いてくれてるdronを改めて理解する材料になって、聞いてよかった。exactly-onceは自然界に存在する。

中の人なのにうっかり質問もしてしまった。会社のSlackで聞けよ

デプロイ今昔物語 〜CGIからサーバーレスまで〜

僕のベストトーク投票はこのセッションに入れた。歴史の整理なんだけど、全部できる限り当時の状態でデモしようと思ったサービス精神がすごい。

DNS権威サービスへのDDoSとハイパフォーマンスなベンチマーカ

「攻撃を受け切りなさい」と怒られるDNSサービス開発すごい

キーノート

あまりにもエモがすぎた。これは伝説的な瞬間に立ち会っているのではないかと思った。

全体を通して

“ChatGPT” という単語が登場しなかったセッションのほうが少ないくらい、バズの波がすごい。みんなChatGPTの話しとる。

みずからもコミュニティ運営者である身として

3年ぶりの大規模なオフラインイベントで、参加者としてもコミュニティ運営者としてもオフラインの感覚を取り戻すリハビリをしたかったのが参加の大きなモチベーションだった。間違いなくオフラインイベントで久しぶりに会う知り合いやそこでつながる初対面の人との出会いは楽しいし、参加者としては完全に取り戻せてきた気はする。

一方、数百人規模のカンファレンスイベントを主催するモチベーションは家に帰ってきた今もそれほど感じていない。やったほうがいい理由はいくらでも思いつくが、やったほうがいいというだけでやれる性格はしてないので「やりたい」が湧いてくるまではまだやれなさそう。今はYouTubeやDiscordなどを媒体にした活動に「やりたい」が向いているので、オフラインはオフラインの「やりたい」を持っている人がやってほしいと思った。義務感じゃあこんな楽しいイベントは作れるわけがないので、間違いなくpapixさんや運営の皆さんの「やりたい」の力が為せる業であった。

おつかれさまでした。またどこかのYAPCに参加したいと思います。